PRで切る最近のニュース:第1回 小浜市はオバマ氏が当選したらどうする?
PRパーソンとて人の子、常にテンションを高めて、世の方向性やメディアの動向をウオッチしていると疲れがたまる。とくに最近は食の安全がらみの事件が多発している。おかげで、食品関連のクライアント企業をもっていると、いままで以上に、PR業務のすべてにわたって慎重に取り組むことが要求され、いっそう疲れがたまることになる。
そんななかで、これは面白いと思ったのは福井県小浜市が「オバマ」つながりで、アメリ大統領選を目指す民主党のバラク・オバマ上院議員を応援しているというニュース。地元では、「オバマ候補を勝手に応援する会」も結成された。市自身も、必勝祈願の絶対転ばない漆塗りのだるまや特産の「若狭塗箸」を贈ったそうだ。
この小浜の動きをみて、外国メディアの取材が殺到した。ロイター通信、フランス通信、アメリカのABCテレビ、CNNも小浜を取材、その盛り上がりぶりを報じ、一躍、若狭の古くからの町は世界に知られることになった。今後も外国メディアの取材は続くらしい。
オバマ氏は健闘中、小浜では似顔絵入りのまんじゅうやTシャツを計画、選挙権はないが応援に力を入れ、オバマ市の出身地のホノルル市との友好都市提携も望んでいるとのこと。
さて、オバマ氏が指名を勝ち取り、黒人初の大統領に当選したとき小浜市はどうするか。似顔絵まんじゅうやTシャツ、大統領就任歓迎の式典だけではもったいない。もちろん、オバマ新大統領を小浜市に招待し、また日米首脳会談の開催も希望しているが、すぐに実現はしないだろう。
ダジャレで始まったことだが、これだけすばらしいPR材料をもっている地方都市はほかにない。小浜市は「食を中心とした町づくり」を目指しているそうだが、それとオバマ効果を結びつけ世界に小浜をPRする企画を立ててみたいと、PRパーソンなら思ってしまうニュース。これからも注目していきたい楽しいニュースだった。
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