PR用語集
他業界に比べると圧倒的に専門用語が多いPRの世界。同じ言葉でも、PR業界ではちがう意味を持つものも多々あります。 ここでは、実際の現場で使われるPR用語を、毎回あるテーマごとに紹介。もし知っている言葉でも、今一度その意味を確認してみては?

PR用語集:第1回 社外広報

辞書

「オープン・ハウス Open House」
企業のオフィスや工場などに、マスコミや地元住民、一般人などを招き入れ、事業内容を公開すること。企業情報の公開や、企業そのものの透明化が求められる昨今、イメージアップを狙って増加傾向にある。一方、企業見学をエンターテイメントのひとつとして捉え、好んで出かける人も多い。

「カスタマー・リレーションズ Customer Relations」
企業が一般消費者に対して、商品やサービス、事業活動などを広報すること。自主的なPR冊子やフライヤー、会社見学などが手段として使われる。広義では、株主や関連会社、販売店なども対象内。

「記者向け内覧会(プレス・プレビュー)」
新規店舗のオープンや、イベントのスタート直前などの際、一般公開に先行してメディアを誘致・公開すること。その目的は、速報としての記事を掲載させることで期待できる、認知度アップとスタートダッシュ。一方、メディアサイドも、速報性が高く、代表者やプロデューサーなどの話が直接聞けるというメリットがある。

「広聴機能」
メディア、一般人を問わず、自社に対する意見や本音を聞くこと。また、その後の経営に生かす大切さを意味する。PRの現場だけでなく、販売・サービスが行われる最前線の声を集めることが大切。また、同様に社内の声を集める機能も求められる。

「コーポレート・アイデンティティ Corporate Identity」
企業の経営理念や営業活動、イメージなどを世間に伝えるための戦略。企業特有のものや、わかりやすさなどを打ち出すことで、認知度や信頼感を上げるのが狙い。さらに、自社社員の共通認識や愛社精神の促進も期待できる。ブランド名、ロゴ・シンボルマーク、キャッチコピーなどを効果的に使うケースが多い。略称CI。

「コミュニティ・リレーションズ Community Relations」
世間一般というよりは、企業拠点の近隣にターゲットを当てたPRの手法。企業サイドと住民サイド、それぞれの意見を理解し合いつつ、トラブルが発生したら迅速かつ誠実な対応が求められている。根底にあるのは、「今の時代は、住民と円満な関係を築けない企業の発展はない」という経営陣の意識変化。

「パブリシティ Publicity」
企業や団体が、各メディアに対して、PRしたい内容を提供し、広く一般に認知してもらうこと。広範囲で行うだけでなく、影響力の強い媒体やタイムリーな媒体を選ぶことも大切。一般的には、メディアに情報提供して、記事として書いてもらったり、番組の中でとりあげてもらうことを言う。

「パブリック・リレーションズ Public Relations」
企業がメディアや一般人などの利害関係にある人たちと、円満な関係を構築するための活動。特に、マスコミとのコミュニケーションを密接にし、好意的なイメージの報道を促すことが重要である。プレスリリース、記者会見、PR冊子などの情報提供に加え、日ごろから記者との関係を円満なものにしておきたい。

「ファクトリー・パーク Factory Park」
近年、注目されてきたカスタマー・リレーションズのひとつ。従来の工場見学に、資料館やコミュニケーションホール、キッズパーク、グッズショップ、イートスペースなどを加え、新規顧客の獲得とファン作りを狙ったもの。工場を憩いの場として提供することで、地域住民との良好な関係を築こうという目論みもある。

「プレスランチョン Press Luncheon」
新事業展開や新商品発表などの事業活動を促進する、広報手法のひとつ。メディアをホテルやおしゃれなレストランなどへ招き、ランチやディナーを提供しながら、理解促進を図るケースが多い。

2015/07/01
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